「バカの研究」を読んでみた!

おはようございます。

今回は「バカの研究」を読みました。

 

バカを本質を見出す為、心理学的に研究をしたそうです。発想としてとても面白いですよね。

 

一番印象に残っているのは、人は誰しも他の誰かにとってバカだと思うところがあるとゆうところです。

 

Appleを創設したスティーブ・ジョブズは天才と言われています。僕自身も本当に天才だと思います。

スティーブ・ジョブズは2003年に膵臓癌になってしまいます。医者はその膵臓癌を治す際に、手術をすると、完治するものであると確信し、涙を流したそうです。

ここで完治してハッピーエンドかと思いきやスティーブ・ジョブズは現代の医学技術に懐疑的だった為、この手術を断固拒否したそうです。その結果、翌年違うところに癌が転移しており、ジョブスはようやく手術を受ける決心をしたそうなんですが、もはや手遅れ。自分の寿命を縮めることになったそうです。

 

あの天才的な発想をする方でもバカな発想をすることもあるんだなと正直思いました。

 

バカな発想をする理由として、原因は2つあります。

1.ネガティブバイアス

2.気質や性格を重視する

の二つです。

 

ネガティブバイアスとは、ネガティブなものを探し出すレーダーのようなものです。

人はポジティブなものよりネガティブなものに目を向ける習性があります。すなわち、頭のいい人よりバカに目を向けがちとゆうことです。(笑)

そのうえ、ネガティブなことが起きた時、その原因を探ろうとしてしまいます。

 

例えば、無くし物をしたら自分ではなく誰が最後使ったんだ!と思い込んだり、仕事をミスしたらあいつのせいでミスをしたんだと思い込んだりします。

 

 

2つ目の理由として人は他人の行動を判断するのに、その人の気質や性格で判断する傾向にあるとゆうことです。ある人が行った言動はその人の性格によるもので、その時の状況等の外的要因では考えないとゆうことです。

例えば、高速道路で速いスピードで追い越しをされたとします。あの人はあんなに飛ばしてバカだなぁと思ってしまう。しかし、その人が親が倒れてとてつもなく急いでいたとは考えないのです。

このようなメカニズムのせいで、相手のことをバカだと思い込んでしまうのです。

 

このように様々な観点からバカを研究した。とゆう本でした。

高速道路のくだりは僕もバカだと思っていましたね。自分も逆に思われている部分もあると思いますが(笑)

新しい側面から見る「バカ」だったので、とても面白かったです。

今回は以上になります。

ありがとうございました!